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2014年 11月 15日 羊の屠殺法

おはようございます。担任助手の村山です。初めましてではありません。二回目です。
早いもので担任助手によってはもう三回目の記事を担当していたりするわけですが、二回目です。これはあれですかね。前回の記事があれですかね。

さて、今回の内容ですが。
実は来週の11月22日から24日まで僕の所属する東京大学で駒場祭という文化祭が開かれるのですが受験生はこの時期はおそらく訪れないであろうと考えられるため特に利益にならないその話については割愛して、羊の屠殺法についてです。もちろん比喩です。ちなみに羊を屠殺する際モンゴル系の遊牧民はなるべく血が流れないようにするのに対しイスラーム系の遊牧民は逆に派手に流血するように屠殺するそうですが今回の記事はそういう話ではありません。

みなさんは昼間の眠気に対してどのように対処していますか?

これから冬が近づき、外が寒くなるのに対して相対的に部屋の中が暖かくなってくる季節です。となれば自ずと眠気が湧きあがってくることに……。ですが、多くの受験生がこれから忙しさを増してくるというのもまた一方で事実。毎日炬燵で寝てばかりいられるという人は少なくなってきそうです。ということで今回はそんな眠気にへの対策として実体験に基づく四つの方法を紹介します。

 

1.朝日を浴びる
朝起床したからと言って人によってはそれがすなわち覚醒を意味しているのかというと必ずしもそうとは言えなかったりします。そんな時にはまず朝日を浴びる事をお勧めします。別に立たなくても良いんです。日光の差し込む窓辺に椅子などを持って行ってそこに座って体に浴びるだけでもOKです。顔に日光が当たるなら目を閉じても大丈夫。人間の適応的というか脳科学的というか、つまり端的に言えば本能的な働きによって目覚めの覚醒が促進されることとなるでしょう。ちなみにこれは睡眠系の本には必ず前の方のページで書いてある内容だったりすることが多いです。

2.膝の角度を九十度に
さて、起床を乗り切って朝食を摂取した後机に座りながら勉強していると、やはり眠気を感じてしまう時というのが波のように訪れたりします。その予防及び対策として一番簡単にできるのが、膝の角度を90度に保つこと。椅子の高さを調節して足が地面に対して垂直になるようにしましょう。血流の流れが良くなり眠くなりにくくなる上に現在眠気を感じている場合でもそれが解消に向かいます。これはたしか受験生時代に参加した東進の夏合宿で担当の英語の先生から聞いた内容です。合宿期間中はどうしても睡眠時間が短くなるようにできているので昼間の眠気対策の話があるのです。

3.薬を摂取する
いくら昼間に精神を高揚させても集中力を高めてもどうしても眠くなってしまう、そういえば昨晩は諸条件が重なって夜遅くまで起きていたから寝不足だ、という時には薬の力を借りてみるのも手です。薬と言っても特殊なものではありません。いわゆる栄養ドリンクと言われるタイプのものです。あの手のドリンク剤には疲労回復効果と同時に眠気解消効果もついている事が多いのです。おすすめなのは「医薬指定部外品」という表記のついているもの。いわゆるタウリン1000mg配合系です。特定の商品名について行っていうのではありません。あの手の薬には大体タウリン1000mgは含有されてますから。ただし、薬であるため用法用量は守って服用してください。使いすぎは薬物乱用になってしまうので。ちなみに医薬指定部外品でないエナジードリンクと呼ばれるタイプのものであったとしても基本的に飲みすぎは良くないです。一日にリットル単位で飲むとかいうことはくれぐれもしないように。あと箱で購入すると最大二分の一程度の価格で手に入れられるのでお財布にも優しいです。

4.寝る
究極の解決手段です。眠いのなら寝てしまいましょう。上記三つの方法を試したのにまだ眠いというような場合は往々にして睡眠不足である場合が多いです。であれば、いったん寝て集中力を回復させてから再び勉強なり作業なりに戻るのが得策というもの。東進にはありませんが仮眠室等を利用してしっかりと体を休めましょう。最適な生活サイクルは体質や過去の生活の積み重ね等に影響を受けるため人それぞれ異なります。自分の自然なサイクルに従う、というのもまた一つの戦略。ただし、これからは試験が近づいてきます。試験時間中に睡眠サイクルの時間が来てしまうと辛いので、三週間前等直近になったら一時的にでもサイクルを変更する努力を始めましょう。こういうものはその時その時の生活に合わせて少しずつ変えて行くのがちょうど良いのです。

 

いかがでしたでしょうか。実は睡眠については先週吉川担任助手が既に書いている内容ですが、主に昼間における対策という少し別の視点から問題を捉えなおして記事にしてみました。参考にしていただければ幸いです。
さて次回の記事ですが、おそらく筆者はまた布団と一緒に二か月ほど干されてしまうのでまあ年明け頃でしょうね。もうちょっと早いかもしれませんが、いずれにせよその時にはもうセンター試験直前です。山登りでいうと九合目、テトリスでいうとLv.18(※最大Lv.20)あたりでしょうか。ゴールの向こう側に思いを馳せつつ、かといって気を緩めることなく、一歩一歩岩肌を登るなりラインを消すなりしていってください。それではまた。

 

担任助手 村山

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